クレジットカードを使ってみよう

海外、特に欧米社会では、あまり現金決済はしません。数ドル程度の少額の買い物でも、クレジットカードで決済したり、銀行口座から直接引き落としになる「デビッドカード」で決済することが多いんですね。もちろん、現金で支払っても構いませんが、海外で大量の現金を持ち歩くことがオススメ出来ません。「危険」という意味もあるのですが、何よりも大量の現金を持ち歩くのは面倒ですしね。そこで、お店でのクレジットカードの使い方について、少し勉強しておきましょう。

まず、「May I pay by credit card?」という表現を覚えておきましょう。「クレジット決済は出来ますか?」という意味ですね。土産店ならたいていのクレジットカードが使えるのですが、小さなお店では取り扱っていないことも考えられますので、ぜひとも覚えておきたい表現です。なお、この時にあなたのクレジットカードを相手に見せるように言っておいた方が良いでしょう。すると相手は、「そのカードなら使えますよ(使えませんよ)」と、コミュニケーションがスムーズにいきますしね。あとは、日本で使う時と同じような方法で決済しておけばOKです。機械操作に関しては日本と大差はありませんので、それほど苦労することはないでしょう。

ちなみに、「現金は持ち歩かない」とは言っても、「一切持ち歩かない」というのは考えものです。たとえば、ちょっとした飲み物を買う時などは、小銭で支払った方が手っ取り早いと思いますし、バスや電車を利用するならなおさらです。そこで、クレジットカードを使って現金を作る方法についても知っておきましょう。

まず、適当なお店に入って、ちょっとした買い物をします。数ドル程度の飲み物やお菓子で十分です。このとき、店員さんに「And I need ten dollar cash, please.(それから、10ドルの現金をお願いします)」と言ってください。仮に、買い物の支払いが2ドルだった場合、クレジットカードで12ドルの決済をするのです。そうすることで、2ドルはお店に入り、10ドルは現金としてあなたに渡されることになります。クレジットカードが使えるATMが近くにない時には便利な方法ですね。